広島県広島市の社会福祉施設及び、会食時に発生したクラスター(感染者集団)について、2020年4月15日(水)、新たに19人の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者が確認されたと発表がありました。広島市では56人、県内では109人の感染確認となります。
広島市からの会見内容は以下の通りです。

社会福祉施設でのクラスター状況[40人感染]

4月14日までに全入居者77人、職員39人、施設関係者1人の計117人の検体を検査。
前日までの発表と合わせて同施設での感染患者は40人で全員成人。
・入居者28人(男性25人・女性3人)
・職員12人(男性6人・女性6人)
入居者のほとんどに37度台の発熱があるが、現時点で重症者はなし。
入居者2人と職員2人が感染症指定医療機関に入院中。残りの患者は調整中。

3月28日の会食(17人)による小規模クラスター[4人感染]

4月9・10日に感染確認された2人及び、13日に感染確認された1人を含む17人の会食で、新たに接触者1人の感染が確認。計4人の感染者が確認されたことで、小規模クラスターが発生したとみる。残りの同席者は陰性が確認されました。
[新たに感染が確認された患者]

年齢：10代
性別：男性
居住地：広島市
職業：飲食店アルバイター
症状：発熱、頭痛、倦怠感

広島市で初のクラスター発生 全22人の新型コロナウイルス感染者確認

2020年4月14日(火)、広島県広島市で新たに22人の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者が確認されたと発表があり、広島市で初めてクラスター(集団感染)が発生したと見られます。現時点までの感染者は広島市で37人、広島県内では87人になります。