EVENT イベント・行事
第67回日本伝統工芸展
2021年2月17日(水)~2021年3月7日(日) 開催
広島県立美術館で開催される特別展。
陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸の7部門から、広島在住作家の入選作10点を含む約280点を展示。
展覧会の構成
さまざまな釉薬や上絵具による絵付け、窯の中で偶然的に発生する窯変など、バラエティに富んだ作品が一堂に並びます。
[木村 芳郎 碧釉漣文器 朝日新聞社賞]
木綿や絹、芭蕉や和紙などを素材として用いた染めと織り、刺繍などによる彩り豊かな着物が見る人を魅了します。
漆の塗肌の味わいや光沢を活かした髹漆(きゅうしつ)、貝を使った華やかな螺鈿(らでん)など多彩な作品を展示します。
叩いて成形する鍛金、熱く溶かした金属を鋳型に流し込んで成形する鋳金、彫ったり鍍金したりして加飾する彫金など様々な技法による作品を紹介します。
木工は、ケヤキや黒柿、松や黒檀など木の性質を活かして作品制作が行われます。竹工は、真竹や孟宗竹などをそのまま、あるいは細く割ってヒゴとし、編んで作品とします。
伝統的な人形制作は木彫や桐塑、張子や陶磁製の陶胎があります。作品の背景にあるだろう物語や伝説はもちろん、衣装の布選びや小物まで、作者は工夫をこらしています。
諸工芸には、ガラスや七宝、玉や象牙、截金や硯などが含まれます。メノウや水晶をくりぬいた玉、線状に切った金箔などを貼ることで文様を表した截金、山口県や山梨県などが特産の硯といった多彩な作品を紹介します。
- 入場料
- 一般 700円(500円) / 高・大学生 400円(200円) / 中学生以下 無料
※( )は前売・20名以上の団体料金。
※学生料金で入場の際は学生証を提示。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳及び戦傷病者手帳の所持者と介助者(1名まで)の当日料金は半額。手帳を提示。
- 注意事項
- 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開館情報に変更の生じる場合あり。
関連イベント
- テーマ
- 型の美を求めて~文様の起点と展開~
- 講師
- 鈴田滋人(重要無形文化財「木版摺更紗」保持者)
- 日時
- 2月20日(土)13:30~15:00(開場13:00)
- 場所
- 地階講堂
- 備考
- 聴講無料、要事前申込(当館082-221-6246)
所要時間:約40分/場所: 地階講堂/聴講無料、要事前申込(当館082-221-6246)
- 2月19日(金)15:00~
- 粟根仁志(七宝)
- 2月22日(月)15:00~
- 当館学芸員(全般)
- 2月25日(木)15:00~
- 田代明樹男(漆芸)
- 2月26日(金)15:00~
- 小林松斎(木工)
- 2月27日(土)11:00~
- 木村芳郎(陶芸)
- 3月1日(月)15:00~
- 当館学芸員(全般)
- 3月4日(木)15:00~
- 奥富久枝(人形)
- 3月5日(金)15:00~
- 平恵子(染織)
- 3月6日(土)15:00~
- 金城一国斎(漆芸)
当館公式インスタグラムからギャラリートークを配信。所要時間:約15分
- 2月22日(月)17:00~
- 十四代今泉今右衛門(重要無形文化財「色絵磁器」の保持者)
- 3月1日(月)17:00~
- 金城一国斎(漆芸作家)
- 日時
- 2月23日(火・祝)15:00~
- 備考
- 参加無料、要事前申込(当館082-221-6246、申込開始2月8日)
受賞作≪碧釉漣文器≫をイメージしたオリジナル和菓子をご用意。
[期間限定] 2月17日(水)~28日(日)※1日10食限定
場所: 3階ティールーム
一点ものの作品など、日本工芸会会員の作品を会期中3階ミュージアムショップにてお手頃価格で販売。
DATA
- イベント名
- 第67回日本伝統工芸展
- 開催日
- 2021年2月17日(水) ~ 2021年3月7日(日)
- 時間
- 9:00~17:00(金曜日は19:00まで開館・入場は閉館の30分前まで)
- アクセス
- ○めいぷる〜ぷバス「県立美術館前(縮景園前)」下車
○広電路面電車「八丁堀」電停乗り換え→白島線「縮景園前」電停下車
- お問合せ
- 広島県立美術館
TEL.082-221-6246