広島県の湯崎知事は2020年5月9日(土)、新型コロナウイルス感染症による休業要請について、制限解除の日程を予定通り5月11日から行うことを発表しました。

感染状況をフェーズ分けした県内の現状はレベル4となっていますが、広島県内の新たな新型コロナ感染者は、5月4日以降確認されておらず、感染経路不明の感染者も4月16日以降で1人のみと低い水準で抑えられています。 また、病床数の確保と新規感染者数の減少により、現時点の県内医療体制も整っています。

[5月8日時点での医療体制]

これを踏まえて、5月11日からはレベル3へ以降できる見込みとなり、先日発表された対象施設の制限が解除となります。 その際に、各施設ごとに具体的な感染防止対策が示され、対応を徹底した上での営業再開が湯崎知事よりお願いされました。

[休業要請の段階的緩和対象施設の記事↓]

新型コロナ感染防止による広島県休業要請の段階的な緩和内容

新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言が5月31日まで延長になったことを受け、広島県では休業要請等の対策について、感染状況を各フェーズごとに見て、段階的な緩和を目指す方針内容を明らかにしました。

今後さらにレベル2へ移行していく判断としては、5月20日頃が目処とされています。ゴールデンウィーク中の人の移動に対して結果が出る今後2週間、感染者が増加に転じるか低い水準で安定出来るかで、今後のフェーズが左右される重要な期間となります。

[感染防止対策の各フェーズに関する記事↓]

緊急事態宣言延長に伴う、広島県の緊急事態措置について

広島県の湯崎知事は2020年5月5日(火)、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による緊急事態宣言延長に伴い、広島県の緊急事態措置について会見を開きました。

現在は、緊急事態宣言に伴う外出自粛要請が続いてることが前提での休業要請解除となります。今後、緊急事態宣言の前倒し解除が示された場合は、広島県の対応も改めて検討されることになります。