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サウナを歩く、触れる、知る。広島市現代美術館でフィンランド文化を体感する特別展
広島市中区にある広島市現代美術館で、2026年3月14日(土)から特別展「フィンランド スピリット サウナ ー建築、デザインからサウナハットまで」が開催されます。
同展は、フィンランドで生まれ育まれてきたサウナ文化を、歴史・暮らし・建築・デザインの視点から紹介する展覧会です。
2000年以上前に起源をもち、家庭や公共の生活空間に深く根づいたフィンランドのサウナは、そこで体を清めるだけでなく人々が語らい、心身を癒やす大切な文化として今も息づいています。

ヴィヒタによるウィスキング (C)️Katja Losonen / Kalevala Women’s Association, Finland
この展覧会では、フィンランドを代表する建築家「アルヴァ・アアルト」が設計したサウナ作品を中心に、彼が手がけた6つのサウナを紹介します。
実現しなかった幻の文化サウナからサナトリウムに併設されたサウナ、小さな川辺に建つヨキサウナ、そしてムーラッツァロの実験住宅にあるコエタロのサウナなど、多種多様な作品を通じてフィンランドの暮らしとサウナの関係をひも解きます。

森の中で携帯型のテント風サウナでくつろぐ人々、2011、 Photo: Alexander Lembke
また、ムーラッツァロの実験住宅サウナは実寸モデルとして再現展示され、当時の空間を体感することができます。
展覧会会場では、フィンランドのサウナ文化を「いまとむかし」として体感できる無料のオープンプログラムも同時開催されます。
1970年代のサウナと現代のサウナを一部再現した展示や、関連映像資料の上映、書籍の閲覧コーナーなどを通じ、フィンランドサウナの豊かな文化とそこから生まれた暮らしの知恵を学べます。
瀬戸内海に浮かぶ江田島のフィンランド式サウナ「NOT BUSY」が選んだ関連書籍や、県内のサウナ情報も紹介され、幅広い視点から楽しめる構成となっています。
展示は、フィンランドのサウナ文化を本質から理解する第1章「サウナの本質」、起源と発展をたどる第2章「サウナの歴史」、美術作品を通じてサウナを捉える第3章「サウナと美術」、建築家の視点でサウナを紹介する第4章「サウナと建築」、そしてサウナにまつわる道具やデザインを展示する第5章「サウナとデザイン」で構成されています。

温度計、個人蔵、Photo: Shouma Kohsai
木製の桶やひしゃく、白樺のヴィヒタ、温度計、サウナハットなどフィンランドの人々が生活の中で愛用してきたサウナアイテムも多数展示され、来場者を文化の核心へと誘います。
展覧会は、サウナ文化を知るガイドとしてだけでなく、建築やデザインを通して人々の暮らしを考える機会ともなっています。
広島でフィンランドの文化に触れ、サウナという世界共通のリラクゼーション文化を多角的に体験できる貴重な展示です。
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執筆者
chief editor:F.ISHIOKA
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