2020年12月27日(日)、広島県広島市で新たに医療機関と高齢者施設でクラスターが発生したと発表がありました。同日広島市では60人の新たな新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染者が確認されています。

広島市内医療機関クラスターの状況

12月24日に市内医療機関でクラスターが発生し、現時点で5人の新型コロナ感染者を確認。
[経緯]
12月20日に職員1人が体調不良のため、医療機関を受診。検体採取。
12月21日にPCR検査の結果、新型コロナ陽性が判明。
12月22日に全職員46人へPCR検査を実施。
12月23日に職員2人、12月24日に職員2人の陽性が判明。
同医療機関の利用者約80人については、接触状況を調査の上、検体を採取してPCR検査の実施予定。
感染者は、感染症指定医療機関等へ入院予定。
[年代]
20代1人、30代1人、50代1人、60代2人
[居住地]
広島市在住。
[症状]
軽症又は無症状

高齢者施設クラスターの状況

12月17日に、新型コロナの感染が判明した患者が利用していた高齢者施設の職員32人、入所者33人、利用者4人について検体採取。
PCR検査の結果、12月26日までに計10人の感染が判明。
感染者は、感染症指定医療機関等へ入院調整中。
[年代]
職員：60代2人、70代1人
入所者：70代1人、80代2人、90代3人
利用者：70代1人
居住地：広島市
症状：軽症又は無症状