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広島市の新型コロナ第2感染期は主にクラスターが要因 高齢感染者も増
広島市の新型コロナウイルス感染症患者は、3月〜5月の第1感染期と7月以降の第2感染期に分かれており、高齢者の感染数や症状などに若干の違いが見てとれます。
新型コロナ感染患者の発生状況
3月〜5月の第1感染期(60日間)では84人、7月以降の第2感染期(7月20日時点、51日間)では197人、合計281人の感染者が発生しています。
ここ数日は感染者数が減少しているものの、引き続き感染防止対策をしっかりと行う必要があります。
第2感染期 週ごとの感染者数
- 6月27日
- 1人
- 6月28日〜7月4日
- 3人
- 7月5日〜7月11日
- 18人
- 7月12日〜7月18日
- 33人
- 7月19日〜7月25日
- 51人
- 7月26日〜8月1日
- 55人
- 8月2日〜8月8日
- 25人
- 8月9日〜8月15日
- 6人
- 8月16日〜8月17日
- 2人
感染者の症状発症日別で見ると、7月12日〜18日の週ではライブハウス「Ams(アムズ)」関連でのクラスターが発生、7月19日〜25日の週ではライブコンサートや宮島ボートレースでのクラスターが発生した週となっており、クラスターの発生で感染者の山が出来ているのが分かります。
第2感染期 感染者の症状
第2感染期の無症状患者を除く165例の症状で上位を整理。
- 発熱
- 81%
- 倦怠感
- 45%
- 頭痛
- 40%
- 咳
- 36%
- 味覚・嗅覚障害
- 30%
- 喉の痛み・違和感
- 29%
新型コロナの症状で気を付けてもらいたいのが倦怠感と味覚障害・嗅覚障害で、こういった症状を発症した場合は、出来るだけ速やかに掛かりつけの医師やコールセンターへ相談してもらいたいと、保健医療担当局長からお願いがありました。
第2感染期 年代別感染者数
- 0〜19歳
- 6.2%(12人)
- 20〜39歳
- 45.4%(88人)
- 40〜59歳
- 35.0%(68人)
- 60歳以上
- 13.4%(26人)
第1感染期と比べ、60歳以上の割合が若干増えてきているようです。
広島市では、8月20日時点で20人が入院しており、重症者1人、中等症4人はいずれも50歳以上となっています。当初は軽症だった方が中等症、重症になることもあるので、十分注意をする必要があります。
市民への呼びかけ
広島市の特定健診の受診数が昨年同時期(4月〜6月)に比べておよそ半分に減っています。
保健医療担当局長からは、健診を受けて健康状態をチェックし、新型コロナリスクの予防をしてほしいとの呼びかけがありました。
健診会場は感染予防対策を徹底しているので、新型コロナの重症化リスクを見逃さないようにするため、是非とも健診を受けてもらうようにお願いがありました。
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執筆者
chief editor:F.ISHIOKA
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