広島市中区にあるに人気観光スポット・広島城は、天守の累計来城者数が1,300万人に達したことを祝して、2025年8月8日（金）11時から記念セレモニーが実施されました。
現在の天守として昭和33年（1958年）6月1日に開館して以来、67年目での達成となります。

節目の来城者となったのは、青森県から初めて広島城を訪れた小学5年生。両親とともに登場し、会場でくす玉を割って節目を祝いました。続いて館長からお祝いの認定証が、副館長からは記念品が贈られ、兜や刀を身につけて広島城キャラクター「しろうニャ」との記念撮影も行われました。

来場者の推移としては、2015年10月20日に1,000万人を突破して以来、約10年をかけて1,300万人に到達しました。

広島城は、毛利輝元が天正17年（1589年）に築城を開始し、毛利氏・福島氏・浅野氏の歴代城主が治め、広島の要として歴史を見守ってきました。
昭和20年（1945年）8月6日には原爆により全壊しましたが、昭和33年（1958年）に鉄筋コンクリート造で外観復元され、広島の武家文化を伝える歴史博物館として現在まで親しまれてきました。

天守は老朽化などにより、2026年3月22日に閉城が決定しています。広島城からは、「国内外や地元の多くの皆さまに支えられ、節目の1,300万人を迎えられたことに心より感謝します。これからも多くの方の記憶に残る城を目指します」としています。

なお、現在広島城では被爆80周年記念・天守閉城カウントダウン企画展「広島城と基（もとい）のまち」や、「広島城×Ooochie Koochie 入城ラストイヤー！[限定待ち受け画像]」企画が実施されており、広島城のラストイヤーを力強く盛り上げています。

[観光スポット]広島城

広島の観光名所・広島城のご紹介です。