[ 執筆者 ]
chief editor:F.ISHIOKA
広島の地域・観光メディアを複数立ち上げ、広島ナビゲーターとして活動しています。 読者の皆様が広島での観光やお出かけをする際、「旅やか広島」の情報を通じて幸せなひとときが創出できますように!と言う想いで日々執筆をしています。
宮島にある世界遺産、厳島神社で毎年4月15日に行われる「桜花祭」が今年も開催されました。
桜花祭では「舞楽」という12世紀後期より伝わる音楽と舞いが奉奏され、毎年10月15日に行われる菊花祭でも同様の舞楽が奉奏されています。
17:00頃になると、厳島神社に神職が続々と現れお祓いが行われます。
続いて客神社(まろうどじんじゃ)にてお供えをします。
その後、本殿へ移り17:30頃から桜花祭が始まります。
桜花祭とは、桃の花の奉納など本殿での一連の式を指しますが、拝観者は舞楽鑑賞のため、高舞台(たかぶたい)の周りで席を確保しながら、遠目で本殿の方を見ている方がほとんどです。
18:30頃になると、高舞台に桃の花が供えられ、お待ちかねの舞楽がはじまります。
神職が舞人と楽人とに分かれ、約2時間余り舞楽が奉奏されます。
曲は振鉾(えんぶ)から始まり、萬歳楽(まんざいらく)・延喜楽(えんぎらく)・桃季花(とうりか)・一曲(いっきょく)・蘇利古(そりこ)・散手(さんじゅ)・貴徳(きとく)・陵王(りょうおう)・納曽利(なそり)と続いていきます。
まだ辺りが明るい頃に始まった舞楽は演目が進むにつれて日が落ちていき、薄暗くなる頃には大鳥居がライトアップされ幻想的な姿を見せます。
19:30頃、高舞台に供えられてた桃の花が本殿へ移されると舞楽も後半に入ります。
演目の中で一番人気は終盤に行われる陵王です。煌びやかな衣装で力強い舞いが人気で、演目が近づいてくる「やっと次くるよ」という声が聞こえてきました。
毎年のことですが、舞楽が始まる時間は高舞台の周りを多くの拝観者が取り囲み後ろからはなかなか見えない状態ですが、後半に入ると徐々に拝観者が減っていき見やすくなっていきました。
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