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大聖院で朝夕の鐘撞廃止 近年の働き方改革により僧侶の修行も変わる

大聖院で朝夕の鐘撞廃止 近年の働き方改革により僧侶の修行も変わる

記事:2025.4.8

宮島にある人気観光スポット・大聖院では、2025年4月1日から境内参拝時間の短縮及び、朝夕の鐘撞(かねつき)が廃止されました。

近年の社会を取り巻く情勢に対し、大聖院では都度対応を勤めてきましたが、僧侶の修行と勤務については、働き方改革によって特に時間的両立が困難になっていました。

弘法大師空海の教えに基づき、朝勤行や夕勤行など僧侶の修行に日々勤めていましたが、寺院の運営と参拝者対応を行う中で、社会の制度上から支障をきたすようになっていきました。
そこで、大聖院の開門・閉門時間を短縮、ご祈祷時間を変更、さらに朝と夕方に行われていた鐘撞を廃止することになりました。

世の中の社会的変化が、地方観光地の寺院で修行中の僧侶へもリーチし、変化・対応する時代がやってきたのだと、改めて実感する出来事のように思えます。

変更内容

朝夕の鐘撞(かねつき)を廃止

朝の鐘撞(夏期は6時、冬期は6時30分)と夕方の鐘撞(夏期は18時、冬期は17時30分)を廃止。

境内の参拝時間を短縮

これまで6時~18時だった参拝時間が、8時~17時に短縮変更。
お守り授与所と納経 (御朱印)授与時間は8時~16時に変更となります。

ご祈祷時間の変更

これまでは8時~17時まで随時受け付けていたご祈祷時間が、基本的には9時・10時・11時・12時・13時30分・15時を開始時刻に変更。

なお、お正月、節分、春季・秋季大祭、観音大祭、一日参り等の恒例行事はこれまで通りの対応となるようです。

※掲載内容は、掲載時もしくは取材時の情報に基づいています。お出かけ・ご利用等の際には最新の情報をご確認下さい。(免責事項について)
[ 執筆者 ]
chief editor:F.ISHIOKA

広島の地域・観光メディアを複数立ち上げ、広島ナビゲーターとして活動しています。 読者の皆様が広島での観光やお出かけをする際、「旅やか広島」の情報を通じて幸せなひとときが創出できますように!と言う想いで日々執筆をしています。

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