広島県竹原市にある観光スポット・町並み保存地区で、2018年10月27日(土)・28日(日)に「町並み竹灯り 憧憬(しょうけい)の路」が開催されました。

竹筒に灯る明かりが町並み保存地区の家屋や路地に広がり、観光客や広島から訪れた見学客を楽しませました。

竹筒には、花やトンボなど様々なデザインがあしらわれ、そこからこぼれる明かりが竹原の町を温かく包むように照らします。

来年6月に旅館としてオープン予定の古民家も一般公開され、来場者は中庭に飾られた竹筒の明かりをまじまじと見つめていました。

重要文化財に指定されている「松阪家住宅」も無料開放され、庭に飾られた明かりの前では、竹原市観光アシスタント「たけはらかぐや姫」の撮影会がスタート。

通りの広場では書道パフォーマンスも行われ、出来上がった作品が明かりと共に飾られました。

江戸時代の町並みが残る竹原で、温かな明かりに集まった見学客は秋の夜長をゆったりと楽しみました。