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竹原町並み音声ガイド誕生 江戸の竹原がよみがえる没入型まち歩き

竹原町並み音声ガイド誕生 江戸の竹原がよみがえる没入型まち歩き

記事:2026.1.23

広島県竹原市にある観光スポット・「たけはら町並み保存地区」では、歴史的町並みを舞台にした音声ガイド「竹原まち歩き」が登場しました。

同ガイドは、かつて塩作りを支えた建物として知られる竹原市重要文化財「旧森川家住宅」を起点にスタート。同施設は現在「NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町」のフロントおよびクラブラウンジとして活用されており、一般利用可能なカフェとしても開かれています。

旧森川家住宅に残る塩づくりの物語を起点に歴史的建造物や町家、商家など全11スポットにまつわるエピソードを音声で紹介。塩づくりを基盤に酒造りや学問、廻船業へと発展してきた竹原の歩みをたどりながら、人々の暮らしや記憶に触れる体験を提供します。

ガイド音声には、かつて塩田に響いていた浜子唄や鍬の音などの環境音もナレーションとともに収録。耳を澄ますことでまるで竹原の過去の風景に入り込むかのような、臨場感あるまち歩きが楽しめます。

過去の写真や塩づくりの道具など、今回リニューアルされた旧森川家住宅の展示内容。音声ガイドを聴きながら館内を巡ることで、当時の塩づくりの営みを追体験できる構成となっています。

同ガイドを手がけた株式会社ON THE TRIPは、国内の寺社仏閣や美術館、芸術祭などで公式オーディオガイドを多数制作してきた企業です。地図上にマッピングされたスポットを、音声を聴きながら巡ることができるオーディオガイドアプリを提供しています。

竹原の歴史をたどる、記憶への旅

広島県南部に位置する竹原は、江戸時代に全国有数の塩の名産地として知られ、塩作りや酒造りによって発展してきた町です。
かつて町には塩田が広がり、白い塩と砂の海が一面に輝いていました。こうした塩づくりを基盤に形成された町並みは、現在国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

江戸時代、港町であった竹原では海を埋め立てて田にしようと試みたものの、海水の影響で作物が育たず苦慮していました。そんな折、偶然訪れた塩づくりで知られる赤穂の商人が「ここは塩田に向いている」と助言したことが転機となります。

当時、赤穂の塩づくりは秘伝とされていましたが、赤穂藩と広島藩が親戚関係にあったことから竹原には特別にその技術が伝えられました。こうして田は塩田へと生まれ変わり、町の繁栄を支える基盤となっていったのです。

同ガイドではこうした竹原の歴史をひもときながら、今は失われつつある「記憶の風景」へと誘う音声の旅を提供します。
音声ガイド「竹原まち歩き」は、ON THE TRIPのwebサイトから利用可能です。

※掲載内容は、掲載時もしくは取材時の情報に基づいています。お出かけ・ご利用等の際には最新の情報をご確認下さい。(免責事項について)
[ 執筆者 ]
chief editor:F.ISHIOKA

広島の地域・観光メディアを複数立ち上げ、広島ナビゲーターとして活動しています。 読者の皆様が広島での観光やお出かけをする際、「旅やか広島」の情報を通じて幸せなひとときが創出できますように!と言う想いで日々執筆をしています。

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