2020年12月17日(木)、広島県広島市で新たに97人の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者が確認されたと発表がありました。広島市民病院では、昨日感染が確認されていましたが、新たな感染が判明し、計10人のクラスターとして認定されました。また、新たに会食でのクラスター発生もあり、広島市では24件目の発生となります。

広島市民病院のクラスター情報

12月16日に新型コロナの感染患者となった職員が、他の職員や入院患者と接する中でクラスターが発生。
職員8人、入院患者2人の計10人が新型コロナに感染。
経緯は、職員が体調不良のため医療機関を受診し、検体採取。12月13日にPCR検査の結果、新型コロナ陽性が判明。
このため、職員と接触があった職員3人、入院患者15人の検体採取。
12月15日にPCR検査の結果、入院患者2人に感染判明。
また、別職員が体調不良のため、12月14日に医療機関を受診。検体採取。
12月15日にPCR検査の結果、新型コロナ陽性が判明。
このため、病棟の職員30人と入院患者21人の検体採取。
12月16日にPCR検査の結果、職員6人の新型コロナ陽性が判明。
入院患者にはコロナ感染病棟として確保された救急病棟で療養し、職員は感染症指定医療機関等へ入院予定。
12月13日に陽性判明の職員は、徳島県、岡山県への出張歴あり。

[職員]
20代2人、30代1人、40代2人、50代3人の計8人
[入院会者]
50代1人、70代1人の計2人
居住地：全員広島市在住
症状：軽症又は無症状

会食クラスター

12月5日、複数企業による会食にて、接客には感染防止が徹底されていた中でクラスターが発生。計6人が感染。
12月12日、感染が判明した患者と共に会食をした5人について、同日以降に検体採取。
12月13日にPCR検査の結果、全員に新型コロナ陽性が判明。

40代2人、50代4人
居住地：全員広島市
症状：全員軽症

同日、広島市では新たに97人の新型コロナ感染者が判明しています。詳細については、現在調査中です。