2020年12月14日(月)、広島県広島市にある接待を伴う飲食店で、新たにクラスターが発生したと発表がありました。また、同市では90人の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の新規感染者が確認されたと発表があり、1日での感染者数が過去最多となりました。再陽性を除くと広島市では1129人目となります。

接待飲食店クラスターの発生状況

接待を伴う飲食店にて複数の従業員が発熱、頭痛、全身倦怠感、咳の症状があったにも関わらず勤務していた中でクラスターが発生。12月7日以降、従業員6人のうち4人と来店客2人の計6人が、体調不良により医療機関を受診して検体を採取。PCR検査の結果、新型コロナ陽性が判明。
詳しくは、12月10日に検体を採取した2人が、11日に感染判明。うち1人は12日公表。12月11日に検体を採取した4人が、12日に感染判明。
[従業員]40代2人、50代2人
[来店者]50代1人、60代1人
居住地：広島市在住。
症状：全員軽症
従業員が12月7日に最初の発症。12月5日〜11日の間が感染対象期間のため、感染判明者を除く15人の名簿から保健センターが順次連絡。
なお、調査対象者の名簿提出のため、店名は公表されません。
また、広島市で発生したクラスターは累計で19件、12月だけで12件目の発生、接待飲食店クラスターは6件目となります。

 

広島市10万人あたりの感染者数

直近1週間の主要都道府県で見ると、12月13日時点で10万人あたりの感染者数が大阪、東京、北海道に続き広島県は4番目に高い数値。そして、大部分は広島市の感染者となっています。
本通ではマスク不着用で歩いている人が目立つという声が上がっていることなどがあり、広島市では、外出機会を減らす、外出時は必ずマスクの着用、会食は同居家族以外は控えるなどの感染対策がお願いされています。

 

なお、同日呉市でも新たに1人の感染者が確認されています。