2020年12月13日(日)、広島県広島市にある高齢者施設で新たなクラスターが発生したと発表がありました。広島市では、新型コロナの新規感染者数が急増しており、同市で発生したクラスターは累計18件目、12月だけで11件の発生が確認されています。

高齢者施設クラスターの発生状況

新型コロナの感染患者となった施設職員が入所者と接する中で、クラスターが発生。現時点で11人の感染者を確認。
12月7日に職員の1人が体調不良のため、医療機関にて検体採取。
12月8日にPCR検査の結果、陽性が判明。
12月9日に同施設を調査した結果、12月9日、10日、11日に職員26人と入所者54人の検体を採取。
12月11日にPCR検査の結果、職員3人、入所者7人の陽性が判明。
職員は感染症指定医療機関等へ入院予定。
入所者は同施設にて隔離した上で療養中。
職員50代2人のうち1人は市外在住者のため、広島市公表分に含まれず。(昨日広島県内で公表)それ以外は広島市在住。
症状は軽症又は無症状
聞き取り調査の結果、休憩中・食事中にマスクを外しての会話がクラスターの原因ではないかと見ているとのことです。

また、同日広島市では新たに55人の新型コロナウイルスの感染者が確認されており、詳細は現在調査中です。

 

なお、同日呉市では新たに3人の感染者が確認されています。