2020年8月6日(木)、被曝75年目を迎えた広島で平和記念式典が開催されました。

節目の年にあたる今年は様々な平和関連行事が予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響で多くが中止となり、式典参列席も約800席と例年の1割未満での縮小開催となりました。

広島市からは、新型コロナ感染防止のために今年の参加は控えて自宅などで祈りをささげてほしいとの要望もあったため、式典後に原爆慰霊碑を訪れる参加者の数は例年に比べるとわずかです。

平和祈念資料館の下では、平和への願いを込めたメッセージを書いて掲示するコーナーが設けられています。

休憩所「アオギリ」の前ではピースコンサートが行われ、被曝ピアノの演奏が披露されました。

参加者は密を避けながら演奏に耳を傾けています。

平和記念公園を流れる元安川では、毎年夕方からとうろう流しが行われていますが、今年は新型コロナの影響で中止となっています。代わりに「広島 愛の川実行委員会」によるオンラインとうろう流しが19:30より配信される予定です。