2020年4月3日(金)、広島県内で新たに2人の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者が確認されたと発表がありました。1人は広島県安芸郡府中町、1人は広島県福山市。県内では13人目となります。

広島県安芸郡府中町の感染患者

・20代男性(会社員)
・春まで京都市の学生として同市へ在住
・就職に伴い、3月29日に府中町へ戻る
・38.5度、咽頭痛、頭痛の症状が出たため3月31日に医療機関を受診
・4月3日にPCR検査の結果、陽性の判定。4日に入院の予定
・同居家族3人が濃厚接触者となり、4日に検体を採取
・行動歴、その他濃厚接触者の確認を急ぐ

広島県福山市の感染患者

・20代男性(京都産業大学卒業生)
・3月22日に同大学サークル懇親会に出席。その際、すでに公表されている他県(石川県1人、愛媛県1人)の感染者と濃厚接触あり
・3月23日に嗅覚障害が発生
・4月2日に医療機関受診、判定は保留
・4月3日に再検査の結果、陽性が確定。感染者医療機関への入院調整中
・軽度の嗅覚障害があるが状態は安定
・濃厚接触者である患者の父親は、4月2日にPCR検査。結果は陰性
・福山市へ戻ってからは、家族による感染拡大防止の徹底により、現時点では市内での濃厚接触者はいないと考えるが、今後さらに詳しく調査
・4月2日に感染が確認された福山市での1例目患者との関連はなし