広島駅北口・エキキタエリアのシリブカ公園（二葉の里第二公園）や二葉の里歴史の散歩道を会場にして、2025年11月1日（土）・2日（日）の2日間、「エキキタカラフルマルシェ vol.9」が開催されました。

筆者が訪れたイベント2日目は、時折雨がぱらつく中での開催となりましたが、会場には多彩なブースやアクティビティが並び、家族連れの来場者を中心に賑わいを見せていました。

のんびり散策が楽しい遊歩道マルシェ

二葉の里歴史の散歩道沿いには、雑貨やパン、アクセサリーなど個性豊かなブースが点在。来場者は遊歩道をのんびりと散策しながら、お気に入りの一品を探すひとときを楽しんでいました。

会場には、クリスマスシーズンを先取りする装飾アイテムを販売するブースも登場し、冬の訪れを感じさせる雰囲気に。

最近SNSなどで話題の「ぷくぷくシール」を販売するブースは子どもたちに大人気。初日だけで150個を売り上げるほどの盛況ぶりで、その注目度の高さをうかがわせました。

イベントエリア内では「グリーンスローモビリティ」の無料運行も実施。環境にやさしい小型電動車両に乗って会場を移動できるとあって、子どもから大人までワクワクした表情で試乗を楽しんでいました。

グルメエリアには炭火焼きやスイーツが勢ぞろい

シリブカ公園に設けられたフードエリアには、炭火焼き牛丼や牛ステーキ、カレーといったボリューム満点のメニューから、わたあめやチョコバナナなど子どもたちが好きなスイーツまで、幅広いジャンルのグルメが並びました。

訪れた人々は、木々の色づき始めた秋の公園で、思い思いに食を楽しむ穏やかな時間を過ごしていました。

土木ふれあいフェスタで「学び」と「体験」を

会場内では、土木の魅力を身近に感じられる「土木ふれあいフェスタ」も実施。
トンネルや橋に関するクイズラリーには多くの親子が参加し、楽しみながら学べる内容に興味津々。カルタや実演を通じてヒントを探す姿も見られ、ブース周辺は終始笑顔があふれていました。

防災を楽しく学ぶ「みんなで防災フェス」も開催

エキキターレ会場では、「みんなで防災フェス」を開催。

消防車や水陸両用車の展示、高所作業車への乗車体験、さらには消火体験やショベルカーの乗車体験など、体験型の防災コンテンツが盛りだくさん。特に男の子たちは目を輝かせながら参加していました。

ステージには「おしゃべり唐揚げ あげ太くん」が登場し、防災についてわかりやすく紹介。ユーモアを交えたトークで来場者の関心を集めていました。

笑顔がつながるエキキタの秋イベント

「エキキタカラフルマルシェ」は、グルメ、ショッピング、学び、防災といった多様なコンテンツを老若男女が体験できるイベントであり、特に小さな子どもたちが楽しめる内容が数多くあり、家族の笑顔が溢れる様子が印象的でした。
エキキタエリアの新たな魅力を発信するこのイベントは、今後も季節ごとに訪れる楽しみとして多くの人や地域に親しまれていきそうです。