宮島口と宮島を結ぶフェリーが運航する「宮島口旅客ターミナル」で、2020年2月29日(土)に供用開始を記念した式典が行われました。

平成25年から工事が着手された埋め立て地に、先日新ターミナルが完成して内覧会が開催され、ついに供用開始の日を迎えました。

宮島口旅客ターミナル内覧会

2020年2月27日(木)、宮島へ向かう新フェリーターミナルの内覧会が行われました。

9時30分から始まった式典には、湯崎広島県知事や松本廿日市市長などが参列して行われ、新ターミナルが主要観光拠点として観光客に楽しんでもらえる場として、また今後はJR宮島口と広電宮島口駅を含めた町全体をグランドデザインとしてさらなる発展に尽くしていくと、祝辞が述べられました。

今回のターミナル完成に伴い、宮島側にある「宮島桟橋旅客ターミナル」と合わせて、「みなとオアシスみやじま・みやじまぐち」に登録されることになり、登録証交付式が合わせて執り行われました。
みなとオアシスとして全国138ヶ所目の登録となり、地元住民による地域活性化の継続的な促進が期待されます。

式典の最後にはテープカットとくす玉開披が執り行われて閉式となりました。

このあと、15時25分の便で旧桟橋から新ターミナルへ切り替わり、宮島へ渡る観光客の利用が始まりました。

最初の出航時には、フェリーが汽笛を鳴り響かせて宮島へ向かっていきました。