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40年間100万人の乗船客を広島の海で楽しませてきたクルーズ船・銀河が引退へ

記事:2024.7.10

海運会社の瀬戸内海汽船が運航しているクルーズ船・銀河が2024年12月で運航を終了し、就航から40年が経った今年で引退することが発表されています。

クルーズ船・銀河は1984年4月に運航が開始され、昼はランチクルーズとして[広島-宮島]間の定期航路を運航し、夜は広島港から宮島沖を周遊するディナークルーズの不定期航路として乗船客を楽しませてきました。
また、瀬戸内海一円を周遊する日帰りクルーズやパーティクルーズ、海の上で結婚式を行う船上ウエディングなどを企画。40年間の利用者はおよそ100万人にのぼり、広島県内はもちろん、国内外の様々な乗船客を乗せて瀬戸内海、広島での思い出を作ってきました。

クルーズ船・銀河は、就航から30年が経過したころから引退の噂が囁かれていましたが、結果、40年間という長い間広島の海の魅力を伝えてきました。それだけに、これまでの利用者からは引退を惜しむ声が聞こえてきます。

現在、船上ウエディングの新規申し込みは終了していますが、40周年企画プランのサンセットクルーズや定期運航のランチクルーズなど、各種プランで引退を迎えるその日まで運航を続けています。

なお、今後[広島-宮島]間の航路はグループ会社の高速船が運航し、瀬戸内海のクルーズはG7広島サミットで注目を集めた観光高速船「シースピカ」が運航。
また、[広島-松山]航路をクルーズフェリー「シーパセオ」が担うなど、すでに銀河の後を継ぐ次世代の船が活躍しています。

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※掲載内容は、掲載時もしくは取材時の情報に基づいています。お出かけ・ご利用等の際には最新の情報をご確認下さい。(免責事項について)

[ 執筆者 ]

chief editor:F.ISHIOKA

広島の地域・観光メディアを複数立ち上げ、広島ナビゲーターとして活動しています。 読者の皆様が広島での観光やお出かけをする際、「旅やか広島」の情報を通じて幸せなひとときが創出できますように!と言う想いで日々執筆をしています。

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