広島を代表する観光地・宮島にある世界遺産の嚴島神社で、2018年10月15日(月)に、恒例行事「菊花祭」が開催されます。

夕方頃、嚴島神社の高舞台で始まる舞楽の奉納は神社参拝料金のみで見学できることから、訪れた観光客は思わず足を留めて見入っています。近年は外国人観光客も多く、一番前を陣取ってシャッターを切る姿をよく見かけるようになりました。

舞楽とは

舞楽とは、日本の古楽である雅楽（ががく）による舞踊のことで、平清盛によって京の都から宮島へと伝えられました。現在では全国でも数カ所でしか見ることができないようです。

舞楽のクライマックスは20時を過ぎるので、帰りのフェリー時刻を事前にチェックして見学することをお勧めします。松大汽船の最終便は20:15、JRフェリーの最終便は22:14となっていますが、20時以降はおよそ40分に1本の便数に減ります。演目の中でも人気の陵王は終盤になっているので、時間と相談しながら見学しましょう。