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今季の牡蠣は9割死滅で壊滅的被害 呉市が事業者支援で返礼品なしの寄附呼びかけ
広島県呉市は、瀬戸内海で発生している養殖牡蠣の大量死滅を受け、被害を受けた事業者を支援するため「【返礼品なし】かき事業者支援寄附金」の受付を、2026年1月19日(月)より開始しました。
受付はふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」、「楽天ふるさと納税」などを通じて行われています。
昨年から各種メディアで報じられているとおり、瀬戸内海では広範囲にわたり牡蠣の大量死滅が発生しており、広島県内の一大生産地である呉市内においても甚大な被害が確認されています。被害は深刻で、8~9割が死滅した養殖場や全滅した事業者も出ている状況など、前例のない規模の被害となっています。

原因については明確には特定されていないものの、長期間にわたる高水温、早い梅雨明けや雨量不足による塩分濃度の上昇、さらには貧酸素状態の発生などが影響した可能性が指摘されています。
この影響により、冬の味覚としてふるさと納税でも人気の高い呉市産生牡蠣の安定供給が困難となり、呉市では生牡蠣を返礼品とするふるさと納税の寄附受付を一時停止しています。
今回開始した「返礼品なし」の寄附は、被害を受けた市内の養殖牡蠣事業者を支援することを目的としているため、寄附に対する返礼品の送付は行われません。寄附金の具体的な活用方法については、今後関係機関と調整のうえ検討していくとしています。
呉市は、「地域の基幹産業である牡蠣養殖を守るため、多くの支援をお願いしたい」として、広く協力を呼びかけています。

呉市内の牡蠣事業者からのコメント
ナバラ水産:代表 名原大輔さん(呉産かき振興協議会会長)
「牡蠣を水揚げすると2~3割ぐらいはへい死していることはあるんですが、今季は9割死んでいる状態です。殻つき牡蠣の選別をしたり、むき身作業をしたりして1日200~300キロ獲れるはずが、中身が全然入っていないので、20キロぐらいしか獲れません。
来季の出荷予定分も同様にへい死していて、出荷見込みも立たない状況なので、さらに次のシーズンに向けて、もう仕込みを始めました。本当は春以降にする仕込み作業を、少しでも早くという気持ちです。できることをやっておかないと、不安しかないので。また呉の牡蠣が復活できるように、できることから始めています。」

高田水産:代表 高田浩明さん
「今季の牡蠣の生産状況は初めての経験で、何が正解か分からずにやっています。うちは、創業50年以上ですが、9割以上へい死になっている状況は初めて。でも、この経験はしていた方がいいと自分で思っています。環境の問題なので、何年か後に、この経験が活かされるんじゃないかと思って作業しています。
やっぱり広島といえば牡蠣。楽しみにしている人がたくさんいると思っています。僕自身は、広島の牡蠣をなくしたらいけないと思ってやっているので、頑張って生産し、美味しい牡蠣を作っていこうと思っています。」

呉市へのふるさと納税寄附者からのこれまでのコメント
○牡蠣生産者の皆様のご心情をお察しいたします。どうか被害が、これ以上大きくならないようお祈り申し上げます。来年注文できるようになることをお祈りし、楽しみにしております。
○この度は、大変ですね。とても楽しみにしていたのですが、仕方ないですね。また来年も、寄附させていただきたいと思います。
○牡蠣は大変残念ですが又の機会を楽しみにしています。義母が呉市出身、主人も広島出身のため、陰ながら応援しています。
○この度は、牡蠣とても残念です。牡蠣事業者の経営も心配ですね。
○私も、その後ネットニュースで確認させていただきました。本当に一過性のことであってほしいと強く願っています。こちらとしては、最終的に代替品を選ぶことになったとしても、せっかくなので生牡蠣の復活を待ちたいと思います。
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執筆者
chief editor:F.ISHIOKA
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