2020年4月16日に発令された緊急事態宣言の全国拡大により、広島県内前全域に緊急事態措置を行うと湯崎知事より発表がありました。これにより、県内の事業者に対して休業要請が出されました。

以下は湯崎知事の会見内容です。

広島県内の事業者の方へ

4月22日〜5月6日の期間、感染拡大に繋がる恐れのある施設は休業への協力を要請。
広島県は現在感染が急拡大し、非常に切迫した状況にある。拡大を起こさないよう、可能な限りの対策を講じる。事業者に対しては県独自でも何らかの支援策が必要。4月内に補正予算を作っていきたい。県の財源と国の支援策を踏まえて速やかに検討。
また、緊急事態宣言の延長及び県内の感染状況により、休業要請の延長も考えられる。
・今回の要請により、経済的影響を受けている事業者には、国との連携により可能な限りの支援を行うよう迅速に対応をとる。
・生活必需品、生活必需サービス、医療関係者、生活支援関係事業者、公共交通機関、ライフライン事業者等、社会安定維持に必要な事業者には休業要請は行わない。
・屋内外問わず、密集の恐れがあるイベントやパーティの開催は自粛を要請。
・休業を行わない事業者には、出勤者数5割削減を目指してもらう。そのためにweb会議、テレワークを活用。
・出勤した場合にも座席間距離の確保やオフィス分散を。
・他の都道府県からの人の往来は厳に避けるよう。

県民の皆さんへ

最優先で行うことは、県民の命と暮らしを守ることです。感染拡大防止のため、県民一丸となって、接触機会の低減に徹底的に取り組み、人の接触8割削減を目標に次のことを要請。
・屋内外を問わず、家族以外との多人数での食事や密集状態等が発生する恐れがあるイベント等に参加しない。
・週末だけでなく、平日も外出を自粛してください。生活必需品の買い物や医療機関への通院、健康維持のための個人的な運動以外の活動など、生活維持に必要なものを除き、外出しないこと。
・やむを得ず外出する場合は、他者との距離を可能な限り2m開けてください。
・県をまたいだ移動、他の都道府県から人を招くことは避けてください。
・夜間の繁華街の接客を伴う飲食店の利用をしないでください。
・在宅勤務、時差出勤、自転車・徒歩通勤などにより、通勤時の人との接触を減らしてください。
・感染者・医療関係者やそのご家族を誹謗・中傷・差別することは絶対にやめてください。