4月16日夜、安倍総理から全国に緊急事態宣言が発令されたことを受け、広島県では湯崎知事から県としての対策などについて会見が行われました。

湯崎知事の会見内容まとめ

広島県としては、4月13日に感染拡大警戒宣言を出していたが、その後、クラスターの発生を含めて感染が拡大している。感染拡大防止の強力な対策が必要なため、今回の国の対応を支持する。
県民の命と健康と暮らしを守ることが必要。さらなる人との接触を減らすため、様々な厳しい対応をお願いしなければならない。
一方で、収入が減るなど非常に大きな経済的影響を受けているので、国とも連携しながら暮らしが維持できるように対応していく。

[広島県として具体的に]
・感染拡大防止対策
・医療提供体制の確保
・雇用の維持と、継続される事業の3つの密の回避
・安全安心な県民生活などを柱とした補正予算を組んで対応

[事業者の方へ]
・休業要請が必要になる
・対象は専門家の意見を踏まえて決定
・さらなるテレワークの徹底をお願い。県としても感染防止効果の上がる目標を設定してお願いしたい

[県民のみなさんへ]
人との接触を８割減少させることを目指す。
4月13日にお願いした5つのお願いの徹底。
1.週末だけでなく、平日も外出を自粛してください。
2.やむを得ず外出する場合は、他者との距離を可能な限り2m開けてください。
3.夜間の繁華街の接客を伴う飲食店の利用を自粛してください。
4.在宅勤務、時差出勤、自転車・徒歩通勤などにより、通勤時の人との接触を減らしてください。
5.感染者・医療関係者やそのご家族を誹謗・中傷・差別することは絶対にやめてください。
国からの要請として、都道府県をまたいだ移動は厳にやめてください。

[広島県の感染拡大警戒宣言について↓]

広島県が感染拡大警戒宣言 5月6日まで県内全域で外出自粛要請

広島県では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が県全体として感染拡大警戒地域に入ったと考えられることから、2020年4月13日に感染拡大警戒宣言を行うと発表がありました。