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![映画[ゴジラ-1.0]で世界を魅了したデジタルとアナログ融合のVFX技術 山崎貴監督の世界展](https://kanko-h.com/wordpress/wp-content/uploads/2024/06/main-11.jpg)
映画[ゴジラ-1.0]で世界を魅了したデジタルとアナログ融合のVFX技術 山崎貴監督の世界展
広島県呉市にある大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)では、2024年7月4日(木)~11月24日(日)の期間に特別展「映画監督 山崎貴の世界 -映画で描かれた戦争とVFX-」を開催します。
山崎貴監督は、『アルキメデスの大戦』や『永遠の0』など、戦争を背景にした作品や軍艦が登場する映画を多く手掛けてきました。
本特別展では、実際に映画制作で使用された軍艦の模型やデザイン画が展示され、山崎監督が作品に込めた思いも紹介されます。
また、『ALWAYS 三丁目の夕日』や『STAND BY ME ドラえもん』、最新作『ゴジラ-1.0』で世界を魅了したVFX技術についても詳しく展示され、映画制作の過程や魅力を探ります。
VFXは、映画などの映像作品において、現実には存在しないものや実際に撮影するのが難しいシーンを作り出すための技術です。実写映像にコンピューターを使って生成された映像(CGI)やデジタル効果を加える技術が含まれ、視覚的に魅力的で現実感のある映像を作り出します。
特別展の見どころ紹介・主な展示
山崎監督の映画制作の原点となった作品に登場する模型や絵コンテが展示されます。戦艦大和の魅力や、戦争を背景にした作品を制作することに対する監督の想いなど、特別展でしか聞けないインタビュー映像も公開されます。
展示例として、『ジュブナイル』のテトラ(実物)、『リターナー』のソニックムーバー(持道具)やダグラシップ(模型)などがあります。
軍艦が登場する作品や戦争を背景にした作品がピックアップされ、実際に映画制作で使用された模型や絵コンテが展示されます。展示例として、『アルキメデスの大戦』の平山案戦艦や藤岡案空母(青図面と模型)、『永遠の0』の零戦コックピット(撮影セット)、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』のコスモゼロ(ミニチュア)などがあります。
山崎監督のVFX技術を中心に映画制作の過程や魅力が紹介され、アナログとデジタルを巧みに組み合わせる技術を学ぶことができます。
展示例として、『ゴジラ-1.0』のゴジラ-1.0スタチューやバラック(ミニチュア)、『STAND BY ME ドラえもん』のび太の部屋・野比家(ミニチュア)、『ALWAYS 三丁目の夕日』の三丁目の町並み(ミニチュア)などがあります。
館長 戸高一成メッセージ
館長の戸高一成氏は、山崎監督の作品が戦中・戦後の記憶を描き続けることの重要性を強調しています。特にゴジラは、日本人が経験した破壊と復興のシンボルとして受け入れられ、大和ミュージアムのメッセージと近いものがあります。歴史を通じて科学技術と私たちの関わり方、平和な生活の重要性について考えるきっかけになることを願っています。
本展覧会は、リニューアル工事のため2025年2月中旬から2026年3月末まで休館する前の最後の特別展となります。戦争と平和、科学技術との向き合い方について考えさせられる展示をお楽しみください。
映画監督 山崎貴の世界 -映画で描かれた戦争とVFX- 概要
- 期間
- 2024年7月4日(木)~11月24日(日)
- 時間
- 9:00~18:00(入場は17:30まで)
- 会場
- 大和ミュージアム1階 大和ホール
- 入館料
- [常設展・特別展セット料金]
一般(大学生以上):1,200円
高校生:800円
小・中学生:500円
[特別展のみの料金]
一般(大学生以上):800円
高校生:600円
小・中学生:400円
※呉市内在住、在学の高校生以下は無料
- 休館日
- 火曜日、7月10日メンテナンス休館
※火曜日が祝日の場合は翌日休館
※7月21日~8月31日は無休
- 問合せ
- 0823-25-3017(大和ミュージアム)
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執筆者
chief editor:F.ISHIOKA
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