[ 執筆者 ]
chief editor:F.ISHIOKA
広島の地域・観光メディアを複数立ち上げ、広島ナビゲーターとして活動しています。 読者の皆様が広島での観光やお出かけをする際、「旅やか広島」の情報を通じて幸せなひとときが創出できますように!と言う想いで日々執筆をしています。
2016年11月7日に宮島口と宮島を結ぶJR西日本宮島フェリーの定期船「三代目ななうら丸」が新たに就航しました。
就航に先立ち、宮島桟橋では記念式典が開かれました。
初運航の船長・船員への花束贈呈が行われました。
この就航に伴い、「二代目ななうら丸」がこの日最後の運航となりました。
「二代目ななうら丸」は昭和62年の旧国鉄時代に就航した船としては最後の船であり、世界遺産である宮島への定期船としてこれまで多くの観光客や地元住民が乗船してきました。
最後の運航も数多くの方が名残を惜しみつつ乗船され、宮島口から宮島へ向かいます。
船内では最後の運航がアナウンスされ、また到着口の宮島桟橋では、関係者が最後のお出迎えを行いました。
とても感動的なお出迎えとともに28年間の運航を終えました。
「二代目ななうら丸」到着とともに「三代目ななうら丸」へと、その運航はバトンタッチされ就航のテープカットが行われました。
「三代目ななうら丸」一番の特徴は、なんと言っても豪かな内装です。
女性デザイナー三木恵さんによる、過去から現代への宮島の「流れ」をテーマに表現した船内は洗練されており、宮島を望む景観にも配慮され大きなガラス窓も配置されています。
近年は、多くの高齢者も宮島を訪れることから、大幅に強化したバリアフリー室も特徴の一つです。
また、これまで幾度となく宮島定期船を乗ってきた筆者が感じたことは、静音性の高さが優れている点です。宮島~宮島口の乗船時間は約10分ですが、エンジン音が静かなため瀬戸内海の波の音や近くを飛ぶ鳥のさえずりもよく聞こえ、これまで目で楽しんでいた宮島に加え、耳でも航路を楽しめたことが新たな発見でした。
乗船時には、就航を記念して1000名限定の「記念乗船証」も配られていました。
就航便には多くの観光客が乗船し、JR宮島フェリー最大の特徴である、海から間近で見れる大鳥居を多くの観光客の方が撮影していました。
宮島口到着と同時に多くの観光客が乗船していきます。
三代目ななうら丸の就航で、宮島への航路がさらに快適になり、思い出深い旅行のひと役になることと思います。
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