[ 執筆者 ]
chief editor:F.ISHIOKA
広島の地域・観光メディアを複数立ち上げ、広島ナビゲーターとして活動しています。 読者の皆様が広島での観光やお出かけをする際、「旅やか広島」の情報を通じて幸せなひとときが創出できますように!と言う想いで日々執筆をしています。
一般社団法人瀬戸内海エコツーリズム協議会(広島県広島市南区出島1-11-14)は、地域の既存にある自然・文化・産業・歴史・地産といった観光資源をエコツーリズムの視点から掘り起こし、さらに、漁業・農業の活性化を促進する「八木灘海域でしか体験することのできないエコツアー」を、旅行客・来訪者に提供していくことを目的としたモニターツアーを2021年2月5日(金)~6日(土)に開催しました。
今回の事業は、広大な瀬戸内海のスモールスケール版として”八木灘”と呼ばれる海域、そして、“離島”である大崎上島をモデルフィールドとしています。
八木灘海域を囲む大崎上島町・竹原市・東広島市(安芸津町)・呉市(安浦町)など近隣在住の12名の方々がモデルツアーに参加し、四季折々多くのコンテンツを有する八木灘海域を周遊しながら、かつて栄華を誇った歴史や文化を学びつつ、離島の課題などの認識し、また、自然の恵みを感じることを目的に、冬に体験できる牡蠣剥き体験やレモン狩り、刺網体験などのアクティビティを行い、地産の食材を使った“まかない料理”を堪能しました。
牡蠣剥き体験
刺網体験
漁協の「まかない弁当」
「今回は、モデルツアーと言うことで、多くのアクティビティを体験して頂いたため、少しハードなスケジュールとなってしまいました。本来であれば、ゆったりした行程の中で、参加者それぞれの個性・指向に合わせた自由な時間を織り込むことがエコツアーの楽しみ方の一つだと思っています。また、今回は厳しい冬のエコツアーでしたが、天候に恵まれ、参加者の方に満足いただけて良かったと思います。それぞれの地域が抱える共通の課題を“八木灘海域”というキーワードで広域的に連携を図ることが地域の活性化や“島の無人島化”を防ぎ、自然を守ることができる一つの方法として、今後も四季折々のストーリー性を持ったエコツアーを開催し、発信していきたいと考えています。」
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