観光地・宮島で、​​一風変わった雛人形の展示イベント「第5回 宮島福よせ雛」が、2025年3月3日(月)から始まっています。

福よせ雛とは、飾られることがなくなったお雛さまや、やむなく手放されたお雛さまに新たな役割を与え、第二の人生として展示される場を作り出す再生プロジェクト。
宮島島内の施設や店舗などおよそ60ヶ所にて、自由な発想で飾られた雛人形を見学して巡ることができます。

メイン会場となる表参道商店街の「宮島おもてなしトイレ」2階展示会場では、雛人形が野外M-1グランプリに挑んだり、広島カープを応援する様子などが展示されています。

手には応援バットやトランペットなどの小道具が握られ、躍動感あふれる展示空間が広がっています。

社会問題にもなっているお米の値上がりをテーマにした展示も登場。

もうひとつのメイン会場「etto宮島交流館」にも福よせ雛の雛人形を展示。
施設の正面扉を入ると、階段の段差を利用した展示がお出迎え。臨場感のある雛人形が迎えてくれます。

3階の展望室には、雛めぐりのチラシを手にした雛人形が展示されるなど、ユニークな演出が楽しめます。

このほか、人気観光スポットの大聖院や商店など宮島の観光エリア各地にも、のびのびと飾られた雛人形たちが展示されて自由に見学可能です。

3月15日(土)からは、江戸時代から昭和初期にかけての貴重な雛人形などが展示される「みやじま雛めぐり」もスタート。
展示はいずれも4月3日(木)まで。各施設の営業時間内に自由に見学して楽しむことができる、春の恒例散策イベントです。

[イベント情報]​​第5回 宮島福よせ雛

みやじま雛めぐりと同時開催される「​​第5回 宮島福よせ雛」の紹介です。