広島マツダは、広島お好み焼きの代表である[みっちゃん総本店]を運営する「株式会社 ISE広島育ち」の全株式を取得し、子会社化したことが発表されました。

みっちゃん総本店は、戦後の復興と共に歩んできた広島お好み焼きの老舗店舗。現在広島に6店舗、東京に2店舗あり、観光客から絶大な人気を集めており、本店や広島駅の店舗などは常に行列ができていました。

[みっちゃん総本店 八丁堀本店]

[みっちゃん総本店 広島駅新幹線口 ekie店]

2015年には、広島市佐伯区にて広島のお好み焼き業界では異例のキャパシティを誇る冷凍お好み焼き工場が設立されました。

しかし、新型コロナの影響で店舗に訪れる観光客の姿が減少。冷凍お好み焼きやWoltなどのデリバリーサービスにも力を入れていましたが、ISE広島育ちの小林社長は「広島のお好み焼き文化を未来永劫残していきたい」との思いから、広島マツダへの全株式売却となりました。