[ 執筆者 ]
chief editor:F.ISHIOKA
広島の地域・観光メディアを複数立ち上げ、広島ナビゲーターとして活動しています。 読者の皆様が広島での観光やお出かけをする際、「旅やか広島」の情報を通じて幸せなひとときが創出できますように!と言う想いで日々執筆をしています。
日本フレスコボール協会(JFBA)が公認する地域クラブ「広島フレスコボールクラブ」は、2024年10月13日(日)に「第30回広島市スポーツ・レクリエーションフェスティバル」へ参加し、広島広域公園補助競技場で無料体験会を開催します。
2024年11月2日(土)には呉市で行われる「まちなか公共空間社会実験」の一環として、フレスコボール体験会を実施することが決定しました。季節を問わず楽しめるビーチスポーツ「フレスコボール」に触れることができる貴重な機会となりそうです。
フレスコボールは、1945年にブラジルのリオデジャネイロで誕生したビーチスポーツです。ペアで行うこの競技では、ラケットでゴムボールを打ち合い、ラリーを続けながら総打数や技術を競います。試合は5分間で、プレイヤー同士は7メートルの距離を保ちながら行います。勝敗を競うのではなく、互いに協力し合ってプレイするため、「思いやりのスポーツ」として親しまれており、相手の取りやすい位置に打ち返すことが重要です。
この協調性がフレスコボールの大きな魅力であり、年齢や性別を問わず誰でも楽しむことができます。ビーチのみならず、グラウンドや体育館などさまざまな場所でプレイできる点も特徴で、広島でもフレスコボールは多くの人々に愛され、普及が進んでいます。
広島フレスコボールクラブは、2020年10月に日本フレスコボール協会から公認を受けた地域クラブです。代表の天野雅之氏を中心に、主に安芸郡坂町のベイサイドビーチ坂を拠点として活動を展開しており、県内のイベントやメディアにも積極的に参加しています。地域に根ざした活動が評価され、国内でも有数の注目を集めるクラブとなっています。
特に2023年には、広島で開催された「豊かな海づくり大会」でもフレスコボールの体験会を実施し、多くの参加者がフレスコボールの魅力を体感しました。今回のスポーツ・レクリエーションフェスティバルでは、「ニュースポーツ種目」として初参加し、スタンプラリー形式のイベントで盛り上げます。
フレスコボールはその協力的な競技スタイルから、地域コミュニティの形成や活性化にも貢献しています。自治体や企業からも注目されており、2023年9月には沖縄県でスポーツ庁主催の「地域スポーツコミッション協議会」にてフレスコボール体験プログラムが実施されるなど、全国的に認知度が高まっています。
呉市で行われる『まちなか公共空間社会実験』でもフレスコボール体験会が予定されており、公共空間を活用した新しいスポーツ体験が提供されます。この社会実験は、地域の新しい公共空間の使い方を探る試みであり、フレスコボールの「協力」という精神がまちづくりにも活かされています。
一般社団法人日本フレスコボール協会(JFBA)は2013年に設立されました。フレスコボールを通じて、コミュニケーションをデザインするスポーツとして、全国各地での普及活動を行っています。現在、日本国内には27のJFBA公認地域クラブと4つの公認学生団体が存在し、地域コミュニティを形成しています。
JFBAは、2025年までに日本全国47都道府県で公認クラブを設立する目標を掲げ、引き続きフレスコボールの魅力を広めていく計画です。自治体や企業の関係者で、フレスコボールを地域活性化やイベントに取り入れたいという方は、日本フレスコボール協会に問合せください。
この秋、広島で「思いやりのスポーツ」フレスコボールを体験し、スポーツを通じた新しいコミュニケーションの可能性を発見してみてはいかがでしょうか。
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