[ 執筆者 ]
chief editor:F.ISHIOKA
広島の地域・観光メディアを複数立ち上げ、広島ナビゲーターとして活動しています。 読者の皆様が広島での観光やお出かけをする際、「旅やか広島」の情報を通じて幸せなひとときが創出できますように!と言う想いで日々執筆をしています。
広島県三次市にある三次もののけミュージアム(湯本豪一記念日本妖怪博物館)では、秋冬の特別企画展として妖怪と笑いの関係に焦点を当てた展覧会「ユカイ・ツーカイ・妖怪ランド 〜妖怪と笑いの深~い関係〜」を、2024年10月17日(木)〜2025年3月4日(火)まで開催します。
期間中は、妖怪たちのユーモラスな姿を描いた作品の数々が展示され、笑いと驚きを混ぜながら鑑賞が楽しめます。
闇や自然に対する人間の恐れから生まれたとされる妖怪たち。古くはその恐怖をかき立てる存在として知られていましたが、江戸時代以降、妖怪たちは印刷物の普及により身近で親しみやすいキャラクターへと変化していきました。人々の笑いを誘う存在へと生まれ変わった妖怪たちは、ドジを踏んだり予想外の展開に巻き込まれたり、ユーモアたっぷりの物語の中でコミカルに活躍します。
本展では、妖怪たちが織りなすギャグや滑稽な姿を楽しめる作品を多数展示。妖怪たちの独特な生活に思わず微笑んでしまうような心温まる作品が紹介されます。
笑いあり、驚きあり、ほっこりする場面満載の笑顔あふれる妖怪ワールドが楽しめます。
江戸時代に描かれた「神農化物退治絵巻」が本展で初めて展示されます。おならを使って妖怪を退治するという、なんともユーモラスな展開が描かれたこの絵巻は、滑稽さと可愛らしさが共存する作品です。妖怪たちの姿に思わず笑みがこぼれることでしょう。
慶応4年(1868年)に描かれた「四天王化物蝋燭」など、時代の不安を笑いに変えた妖怪風刺画を多数展示。世相を反映した妖怪の姿は、現代にも通じるユーモアを感じさせます。
歌川芳年による「和漢百物語 頓欲ノ婆々(慶応元年)」など、妖怪たちの驚くべきポーズを引き立てる人間たちの名脇役ぶりにも注目です。彼らの表情や仕草が妖怪との対比を際立たせ、笑いを倍増させます。
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