広島県呉市の大和波止場を起点として、2025年12月21日（日）に都市型ウォーキングイベント「ワンダーウォークくれ2025」が開催されます。

呉市で初開催となる本イベントは、ただ歩くだけではない“まち歩きフェスティバル”を掲げ、景観・文化・食と交流を融合させた新たなウォーキング体験を提供します。

会場として選ばれた大和波止場は、JR呉駅から徒歩約5分の利便性を持ち、広島からのアクセスも自動車やバスを介して比較的容易です。

イベントは朝8時から受付を開始し、最終的に19時まで実施。すべてのコースに共通して「ワンダーマルシェ」が会場に登場し、人気のキッチンカーや地元飲食店の出店を通じて、ゴール後もその場でグルメや交流を楽しめる仕組みになっています。

歩くルートは体力や目的に応じて選べる多彩なコースが用意されており、5kmの「ビギナーコース」から、10km、20km、さらには30kmの「チャレンジコース」まで。各コースはバリアフリー設計が施されており、小さな子どもやベビーカー、車椅子を利用する方、さらにはペット連れでも参加しやすいよう配慮されています。
料金は、一般・中高生・小学生など年齢区分ごとに設定され、オリジナルマフラータオル付きプランも別途用意されています。
会場では荷物預かり所（クローク）サービスが500円で提供されます。

エントリー期間は2025年12月7日（日）23:59まで。参加申込はスポーツエントリーサイトを通じて行います。

当日は、チャレンジコースから順にスタートし、最終的な制限時間は18時30分、すべてのコース終了は19時が予定されています。

このウォーキングイベントでは、ウォーキング中の新たな発見を促す仕掛けも。スマホアプリ「ワンダーウォーク」を活用し、コース上に設けられたマルシェ・飲食店・絶景ポイント・発見ポイント・指令ポイントなどに近づくと通知が鳴る機能を備えています。これにより、ただ歩くのではなく、立ち寄りたくなるスポットを巡りながら街を楽しむ体験が可能です。

町の裏路地、地元住民しか知らない小径、歴史的建造物や自然景観といったあまり目立たないけれど味わい深い街角の魅力を再発見してもらうことを企図しており、参加者同士の交流、地域商店との関わりも重視されています。
年齢や国籍を問わず、誰もが主役として参加できるよう、英語対応の案内やアプリ機能が整備されている点も特徴です。

「ワンダーウォークくれ2025」は、歩くことをきっかけにまちの魅力に触れる場であり、地域と参加者の双方にとって新しいつながりを育む場でもあります。

今年の冬、呉の街並みを舞台にその魅力を再発見できるウォーキングイベントに注目です。

[イベント情報]ワンダーウォークくれ2025

マルシェや交流も楽しめる新感覚ウォーキングイベント「ワンダーウォークくれ2025」の紹介です。