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広島市中心部を彩る夏の始まり 空鞘稲荷神社「夏越祭」で恒例の打ち上げ花火

広島市中心部を彩る夏の始まり 空鞘稲荷神社「夏越祭」で恒例の打ち上げ花火

記事:2026.6.30

広島市中区の空鞘稲荷神社で2026年6月29日(月)に恒例の「夏越祭」が開催され、祭りのフィナーレを飾る打ち上げ花火が今年も無事実施されました。

広島市内では花火シーズンの幕開けを告げる存在として親しまれている夏越祭の花火。今年も開催前までは天気が心配されていましたが、祭り当日は晴天に恵まれ、多くの人が初夏の夜空を見上げました。

梅雨時期でも中止にならない、神職が語る不思議な夏越祭の花火

夏越祭は毎年梅雨の時期に行われるため、天候が不安になることも少なくありません。
今年も、開催の1週間前には雨予報が心配され、前週には各地で大雨による被害が発生するほど不安定な天気となっていました。しかし、祭り当日は天候が回復し、予定どおり花火が打ち上げられました。

空鞘稲荷神社の神職は次のように話します。
「夏越祭の花火は梅雨時期にもかかわらず、雨で中止になることがありません。過去にも『今年は難しいかもしれない』と思うような雨の日がありましたが、打ち上げ時には小雨となり無事に実施することができました。本当に不思議ですね。」

梅雨の最中でも花火を楽しめるという、この祭りならではのエピソードは、多くの参拝者の記憶にも残る特徴となっています。

相生橋には多くの観覧客 一方で意外な穴場スポットも

花火開始が近づく午後8時ごろになると、相生橋の歩道は観覧客で埋め尽くされました。

花火の打ち上げ場所は橋の北側。そのため北側歩道には多くの人が集まる一方で、南側歩道は比較的人が少ない状態でした。

南側では、時折信号待ちの路面電車が視界に入る程度で花火観賞への影響は少なく、打ち上げ直前に訪れても「ベストポジション」を確保しやすい穴場となっていました。市内中心部で間近に花火を楽しめるスポットとして、知る人ぞ知る観覧場所といえそうです。

単発打ち上げから一転、迫力のフィナーレへ

午後8時15分、花火が打ち上がり始めました。

夏越祭の花火は大規模な花火大会のように連続して打ち上がるのではなく、単発で夜空へ打ち上がるのが特徴です。

打ち上げ数も少ないことから、合間が少し空くたびに観覧客からは「もう終わった?」という声も聞かれました。しかし、その直後には再び花火が夜空を彩り、この流れがおよそ15分間続きました。

そして迎えたフィナーレでは、広島市中心部の夜空へ花火が一斉に打ち上がり、会場は一気に歓声に包まれます。最後は怒涛の連続打ち上げとなり、観覧客からは大きな拍手が送られました。
「いいもの見れたね」「夏の始まりじゃね」、そんな声があちらこちらから聞こえ、初夏の夜ならではの高揚感に包まれていました。

広島の夏の訪れを告げる、中心部ならではの特別な花火

広島市中心部で打ち上がる花火は決して多くありません。その中で、毎年変わらず開催される空鞘稲荷神社・夏越祭の花火は、多くの市民にとって夏の到来を実感する恒例行事となっています。

今年も無事に夜空を彩った約20分間の花火。梅雨の空を乗り越えて実現した一夜は、広島に本格的な夏の始まりを告げる特別な時間となりました。

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※掲載内容は、掲載時もしくは取材時の情報に基づいています。お出かけ・ご利用等の際には最新の情報をご確認下さい。(免責事項について)
[ 執筆者 ]
chief editor:F.ISHIOKA

広島の地域・観光メディアを複数立ち上げ、広島ナビゲーターとして活動しています。 読者の皆様が広島での観光やお出かけをする際、「旅やか広島」の情報を通じて幸せなひとときが創出できますように!と言う想いで日々執筆をしています。

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