2023年の宮島への来島者数が、2019年につけた年間過去最多4,657,343人のペースでこれまで推移しています。

宮島の来島者数は2012年に初めて年間400万人を越えて以降、その後も観光者数が増えていました。 しかし、2019年の過去最多来島者数を境に新型コロナの影響で半数以下へ激減。2年間を経て、2022年は約280万人と3年ぶりの増加傾向に転じていました。

2023年に入ると1月に約35万人、2月に約27万人、3月は速報値で約43万人とそれぞれピーク時に並ぶ来島者数。2月、3月に関しては統計開始以来過去最多の人数となり、4月も桜を目当ての観光客が多く訪れていることから最多を更新する可能性があるようです。

[写真はコロナ以前の表参道商店街]

5月はG7広島サミットの影響で観光客の宮島訪問が期間中の4日間規制されますが、それ以上に注目が集まることから以降の来島者数も伸びていくと思われます。
このまま順調に推移していくと、コロナ以前のピーク時と同等かそれ以上の年間来島者数になりそうです。

コロナ禍では大打撃を受けた宮島でしたが、観光客がいなくなる異常事態を乗り越え、2023年は非常に盛り上がりを見せる年となりそうです。

[コロナ禍で観光客が消えた宮島の記事↓]

新型コロナの影響で観光客が消えた観光地・宮島の今

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が全国の観光業を直撃している中、広島を代表する観光地・宮島でも人影が消えたように静まりかえり、多大な影響を受けています。