広島電鉄の路面電車「広電宮島口駅」が軌道移設に着手し、2022年度末に商業施設「etto」に隣接する駅舎としての供用開始に向けた整備がはじまりました。

観光地・宮島への玄関口として再開発が進んでいる宮島口では、今年2月に新しい宮島口旅客ターミナルがオープン。4月にはターミナルに隣接する商業施設のettoがオープンするなど、目まぐるしい変化が続いています。

宮島への新しい玄関口となる旅客ターミナル完成

平成25年に工事着手をした世界遺産・宮島への玄関口である「宮島口旅客ターミナル」が完成し、2020年2月27日(木)に内覧会が行われました。

宮島口旅客ターミナルに隣接する商業施設「etto（エット）」ニューオープン

宮島への玄関口・宮島口旅客ターミナルに隣接する商業施設「etto（エット）」が、2020年4月2日に新しくオープンしました。

広電宮島口駅は現在の場所から、「もみじ本陣」が建っていた場所へと移設され、交通案内所や手荷物預かり所の機能を備えたたユニバーサルデザインとして、観光客の利便性を追求した駅へと進化します。

[宮島口駅移設先となるもみじ本陣跡]

今後は、JR宮島口駅からターミナルまでの地区を中心としたグランドデザインも検討されているなど、宮島口の整備に期待が寄せられています。