尾道にある16のお寺とそこへ続く坂道やJR尾道駅周辺の広場などで2014年10月11日(土)に尾道灯りまつりが開催され、ろうそくで灯されるぼんぼりがおよそ3万個、尾道の町並みを灯りで包み、見物客を楽しませました。

駅前公園緑地帯では点灯式が行われ、広場中にたくさんの灯りが広がりました。

ぼんぼりには、地元の小中学生が夢や願いを込めた絵や文字が描かれたものが並んでいるため、「自分のぼんぼりはどこ？」とあちこちで探す親子連れの姿も。

しまなみ交流館前の広場では、ぼんぼりの灯りで瀬戸内海を渡る船が浮かび上がりました。

交流館の市民ギャラリーでは灯りを前にしてコンサートも開催。

「 自転車で泊まれる」で話題のONOMICHI U2がある広場では、自転車やオブジェのライトアップとコラボレーションで一層の彩り。

お寺に続く坂道にも灯りが並びます。夜になると街路灯が少なく普段は少し寂しい坂道も、この日は明るく心強く灯されます。

各お寺ではぼんぼりの灯りに合わせてお茶席や演奏、コンサートなどが開催され、華をそえていました。
写真は持光寺での津軽三味線コンサート。

海沿いの広場とは趣がかわり、お寺で灯されるぼんぼりは風情があり和やかな空間ですね。

この日は、観光に便利な周遊バス「尾道好きっぷライン」と「千光寺ロープウェイ」の運行時間も延長されたので最後までゆっくり散策できました。