広島の観光地・宮島で、4月15日に開催予定の桜花祭と火渡り式が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けて規模を縮小することがわかりました。

嚴島神社の桜花祭

嚴島神社で毎年4月15日に行われている神事。舞楽(音楽と舞)を奉納する様子が地元市民や観光客に人気。今年も舞楽は執り行われますが、新型コロナウイルスの影響を受けて観覧は中止となり、18時で閉門となります。

嚴島神社 桃花祭2020

毎年4月15日、嚴島神社にて桃の花を御祭神に供える祭典。嚴島神社の高舞台で奉納される10曲の舞楽が見処です。

大聖院の火渡り式

大聖院の年中行事として毎年春と秋に行われており、一般参拝者も参加できる行事。新型コロナウイルスの影響を受けて神事の規模を縮小して開催されます。

大聖院 火渡り式（春の大祭）2020

宮島の霊峰・弥山で1200年間燃え続けている「消えずの霊火」から移された火の上を、願望成就を唱えながら素足で渡る行事です。

観光地・宮島は現在、新型コロナウイルスの影響を受けて閑散としており、いわゆる「密集」にあたるシーンはなくなり散策しやすくなっていますが、感染防止対策は徹底しましょう。

[宮島観光での感染拡大予防策]

・フェリー乗船時の列は、距離をあけて並びましょう。
・フェリー乗船時は、客室ではなく出来るだけ屋外デッキに座りましょう。日中は風が気持ちの良い季節になっています。
・人通りの多い場所や人気スポットなど、人が多く集まる場所は出来るだけ避けて歩きましょう。

[感染拡大防止策まとめ記事はこちら↓]

春のお出かけには新型コロナウイルス感染防止対策の徹底を

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が続く中、重症者・死亡者を極力減らすため、医療崩壊が起きないようピークコントロールをして爆発的感染を抑えようと、様々な対策や注意喚起が行われています。感染拡大を防ぐためにイベントの自粛や休校措置など、生活の中の行動にも注意や気配りが今まで以上に必要になっています。そんな中、私たち1人1人が出来る予防対策をしっかりとることで、自身の予防と周囲への感染防止に努めることができます。