2020年12月10日(木)、広島県広島市で接待を伴う飲食店と事業所にて新たなクラスターが発生したと発表がありました。同日広島市では新型コロナウイルスの新たな感染者が52人確認されており、クラスター2件7人がこの中に含まれています。

接待飲食店クラスターの発生状況

接待を伴う飲食店にて従業員・来店客共にマスクの着用がなかったため、クラスターが発生。従業員5人が新型コロナに感染。
12月5日に最初の症状を発症。
12月7日に体調不良のため従業員2名が医療機関を受診。PCR検査の結果、8日に新型コロナ陽性が判明。
12月8日に体調不良のため従業員3名が医療機関を受診。PCR検査の結果、9日に新型コロナ陽性が判明。このうち1人(30代)は広島市外在住。
現在、感染症指定医療機関等へ入院予定。
年齢：30代2人、50代2人、70代1人の計5人
来店者の感染者は現時点ではいない。
居住地：1人は市外在住、4人は広島市。
症状：軽症又は無症状。
感染対象期間となる12月3日〜7日の来店者名簿から19人の来店があった。現在名簿から連絡してPCR検査の実施中。

事業所クラスターの発生状況

発熱など症状があるにも関わらず出勤していたことから、事業所でクラスターが発生。
12月8日に新型コロナの感染が判明した2人の勤務先を調査。結果、同僚10人についてPCR検査。
12月9日に6人の新型コロナ陽性が判明。このうち1人(40代)は広島市外在住。
現在、感染症指定医療機関等へ入院予定。
年齢：20代3人、30代1人、40代4人の計8人
居住地：1人は市外在住、7人は広島市。
症状：軽症又は無症状。
状況：同一フロアに職員11人がおり、うち8人が陽性。別フロアに濃厚接触者が1人いたが陰性だった。
発症後2〜5日程度勤務し、感染者と昼食・夕食を共にしていた。

同日感染が確認された52人の情報は以下。