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長期運休中の観光寝台列車「瑞風」が 2021年2月から運行再開

記事:2020.9.4

新型コロナウイルスの影響で今年2月末から運休に入った豪華寝台列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」が、車両定期検査を終える2021年2月17日(水)から運行再開することが発表されました。

山陰・山陽エリアを周遊しながら観光が満喫できる「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」。運行再開にあたり、食事や設備などで新たなサービスが導入され、新型コロナの感染防止対策が徹底された環境で列車の旅が楽しめるようになります。

また、山陽コース（上り）では、生口島(瀬戸田港)から尾道まで、観光型高速クルーザー「SEA SPICA（シースピカ）」を貸し切り、海から瀬戸内海の多島美を満喫することもできます。

2021年2月〜6月出発分は、10月1日(木)から販売が開始され、公式ホームページもしくは郵送での申し込みとなっています。

車両内での食事: [部屋での食事提供]
食堂車で提供されていた昼食及び夕食のコース料理を、全てお部屋で楽しめるようになります。部屋食となり、今まで以上にゆったりと食事が満喫できます。

[アペリティフタイムの新設 ]
夕食までのひとときに、ラウンジカー(5号車)等で食前酒などが楽しめる「アペリティフタイム」を新設し、暮れゆく沿線の景色を眺めながら、夕食までの特別な時間を過ごせます。

[沿線の人気店で朝食（予定）]
観光に出発する前の朝食について、沿線の人気店で地産の特別メニューを用意し、今まで以上に沿線の魅力が体験できる予定です。

立ち寄り観光: [少人数グループでの観光]
一部コースにおいて、これまで以上に少人数で観光。現地ガイドによる解説や見学も少人数で実施することで、更に地域の魅力を感じることができます。

[観光用バスを2台で運行]
立ち寄り観光で利用するバスを、これまでの「瑞風バス」に加え、貸切バス（トイレ付）を用意し、2台で観光地を巡ります。1台あたり15名程度の定員とし、ゆったりと移動ができます。

客室設置タブレット端末: 客室に設置している「タブレット端末」から、パブリックスペースの利用状況の表示や、端末からのドリンクオーダーなど、非接触のサービスを充実。

感染防止策の実施: 瑞風は、車両に設置している換気装置や空調装置を通じ、車内の空気を外の空気と入れ換えることが出来る他、客室や通路には開閉できる窓を設置しており、直接の換気が可能です。更に、以下の感染防止対策を実施。
空気清浄機の搭載/車内の抗ウイルス・抗菌加工/パーテーションの設置/クルーの感染防止対策