2020年4月8日に三次市のデイサービスセンターで発生した新型コロナウイルス感染症のクラスターについて、感染拡大の可能性が低いことから福祉サービスの再開が可能であるとの見解が示されました。

この度の新型コロナによるクラスターでは、施設利用者・施設職員・濃厚接触者・接触者を含め全体で325人にPCR検査が行われ、38人の感染が確認されています。
直近では4月28日に感染患者のデイサービス利用者同居家族に感染が確認されていますが、施設利用者・施設職員では4月15日を最後に、感染確認はされていない状況です。

厚生労働省のクラスター対策班からは、隔離からほぼ２週間が経過しつつあること、濃厚接触者の健康観察を継続していること、県内において感染患者に対応する医療機関や収容する療養施設が整備されていることなどいくつかの根拠が挙げられ、施設再開が可能であるとの見解が示されました。

なお、福祉サービス再開にあたっては、職員・利用者の体温計測や面会の制限など、「社会福祉施設等における感染防止対策について」に記載事項の対策を徹底することがお願いされています。

一人ひとりが感染予防対策を徹底しましょう。

新型コロナウイルス感染拡大防止対策まとめ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が続く中、私たち1人1人が出来る予防対策をしっかりとることで、自身の予防と周囲への感染防止に努めることができ、延いては感染収束に向かわせることに繋がります。