2020年4月14日(火)、広島県広島市で新たに22人の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者が確認されたと発表があり、広島市で初めてクラスター(集団感染)が発生したと見られます。現時点までの感染者は広島市で37人、広島県内では87人になります。

クラスターの発生状況

4月9・10日に広島市で感染が確認された14人目、15人目の感染者と、3月29日に飲食を共にしていた接触者が新たに判明し、4月13日にPCR検査の結果、陽性が判明。感染者は社会福祉施設に勤務しており、発症後に勤務先福祉施設の入所者・職員に感染拡大してクラスターが発生したと考える。なお、感染者は3月28日にも会食に参加しており、全員で17人いたことが判明。残りの接触者については現在検査中。

広島市16人目の感染患者情報

年齢：20代
性別：女性
居住地：広島市東区
職業：介護職
症状：咽頭痛、鼻汁、頭痛、筋肉痛(現在は症状なし)

広島市17〜37人目の感染患者情報

4月12日、広島市内にある社会福祉施設入所者に感染の疑いがあり、PCR検査の結果、21人の陽性が確認された。現時点で重症患者はいないもよう。
[感染者について]
・市内16例目感染者職員に加え、職員4人(計5人)
・入所者17人
施設の入所者は約70人、職員は約30人で、14日朝の時点で検査が出来ているは90人くらい。引き続き調査中。