広島県内の新型コロナウイルス感染拡大を受けて、県の感染症専門家会議が開かれ、2020年4月11日(土)・12日(日)の週末に県内全域で不要不急の外出を自粛するよう、湯崎知事から要請されました。
生活維持のために必要な買い物や通院、健康維持のための個人的な運動を制限するものではないとのことです。

この2週間、感染者が倍増しており、今後急速に増えるオーバーシュートになる転換点に差しかかっているため、これを防ぐ今まさにその時期にきているとのことです。

専門家の意見

1.現在は2週間前の感染状況を見ている。現時点では「感染確認地域」に位置付けられ、「感染拡大警戒地域」にはまだ至っていないが、非常に近い状況にある。
2.週末の外出自粛要請を出すといった強いメッセージが必要である。
3.学校については、一斉休業までは不要と考えるが、臨時休業への準備は進める必要があり、感染の急拡大が明らかになった場合には、対応を見直す必要がある。

広島県の感染拡大防止戦略

1.徹底的な調査で感染者を特定
検査→発見→入院等により拡大防止
2.人的接触の低減
状況に応じた適切なレベルで自粛要請。

湯崎県知事からのメッセージ

・あたなの積極的疫学調査への協力が、周囲の方の命を助けることになります
・あなたの3密を避ける行動が、周囲の方の命を助けることになります