ひろしまドリミネーション2025
平和大通りをメイン会場として、市内中心部各所で約100万球のイルミネーションが展開される広島最大級のライトアッ...

ホテルインターゲート広島の開業7周年を祝し、広島県の無形民俗文化財に指定されている有田神楽団による伝統郷土芸能イベントを開催。
出雲国・美保関において、事代主命は漁を営みながら日々を送っていたと伝えられています。この事代主命こそ、七福神の中で唯一日本の神とされる恵比寿様です。
恵比寿様は心のおもむくまま各地を巡り、その土地の祭礼において地域の発展と繁栄を祈り、鯛を釣り上げようとされます。しかし、容易には釣れないためエサをまきながら根気強く待ち、やがて見事に鯛を釣り上げます。
神楽ではこの様子が祝いの席や慶事の場で舞として奉納され、神より授かったさまざまな恵みを人々に分け与え、これからの繁栄や商売繁盛、そして穏やかな日々が続くことを願う内容として表現されています。
天照大神の弟神である須佐之男命は、高天原を去って出雲の国へと降り立ち、簸の川のほとりにたどり着きました。
そこで命は、足名椎・手名椎という老夫婦が一人の姫を挟んで深く嘆き悲しんでいる姿を目にします。不思議に思った命が事情を尋ねると、二人は「八人いた娘たちは、これまでに八岐大蛇に次々と奪われ、今残っているのはこの娘ただ一人。この姫もまもなく大蛇に捕られてしまう運命にある」と語り、最後の娘・奇稲田姫とともに救いを求めました。
話を聞いた須佐之男命は、大蛇を退治することを決意し、そのために大蛇の好物である酒を用意させます。
そして、大蛇の現れる時を待ちました。
やがて、たなびく雲を従えて姿を現した八岐大蛇は酒を飲み、すっかり酔い伏してしまいます。
その隙を突いて命は大蛇を見事に討ち取り、奇稲田姫を救い出しやがて夫婦となりました。
この古事記に伝わる物語をもとに構成されたのが、神楽の演目です。
起源については、北広島町南東部一帯の神社に仕えてきた神職・井上家に伝来する大量の古文書の中に、「荒平の舞」と題された詩帳が残されています。
その奥書に「天正十六年霜月」と記されていることから、戦国時代の終わり頃にはすでに演じられていたと考えられています。
有田神楽団では古くからおよそ二十種前後の演目を継承し、伝統的な演舞を守り続けてきたことが評価され、1954年4月に「神降し」「天岩戸」「八岐大蛇」の三演目が広島県無形民俗文化財に指定されました。
現在は、10代から80代まで幅広い世代の団員が所属し、秋の実りに感謝し氏神様を敬う神事として約430年以上にわたる伝統を現代へと受け継いでいます。
[宿泊客]
無料
[一般客]
ラウンジ入場料1,500円(税・サ込)
宿泊客は滞在中に回数制限なく無料で利用できるカフェスタイルのラウンジを用意。
時間帯に合わせてコーヒーなどのソフトドリンクをはじめ、アルコール類、夜食や朝食も楽しめます。
※朝食および一部のアルコールは別途料金が必要。
※イベント時に限り、一般客も特別にラウンジサービス(ワイン、オリジナルカクテル等)利用可能。