岩国基地が一般開放される年に一度の大人気航空ショーイベント。海上自衛隊とアメリカ海兵隊岩国基地の日米共同開催。

※以下は昨年開催時の内容。今年のプログラムは現在調整が進められています。

航空ショー

海上自衛隊とアメリカ海兵隊のパイロットによる航空ショー。アクロバティックな空中演技を間近で観覧できる迫力満点のイベントです。

岩国基地を拠点とする海上自衛隊の航空機が、岩国の上空をセレモニーフライトで飾り立てます。

2024年もフレンドシップデーにブルーインパルスが出演。国民的な大きな行事などで華麗なアクロバット飛行を披露し、国内外から高い評価を得ているブルーインパルス。次々と繰り出される息を呑むような空中演技と、正確で緻密な飛行で展開する一糸乱れぬフォーメーションは、見るものに感動を届けます。

目をみはる機動性能と、速度や馬力に優れた航空機として知られている航空自衛隊の単発エンジン支援戦闘機「F-2」が展示飛行予定。航空ファンにとって見逃せないイベントのひとつです。

山口県の山口駐屯地から、第１７普通科連隊が多目的ヘリコプターUH-1Jに搭乗して空中から登場します。陸上自衛隊のレンジャー隊員が、上空でホバリングするヘリコプターからロープを下ろし、地面に降りていきます。陸上自衛隊の精密で高度な技術を披露。

アメリカのスカイダイビングチーム「ファストラックス」は、パラシュート降下をイベントで披露する世界最大級のプロフェッショナル集団です。 これまで世界中の様々な場所でショーを行ってきました。カタールのドーハやフランスのノルマンディー、そして日本の岩国でもその腕前を披露してきました。日米の友好を象徴する国旗を掲げ、大空から地上へと降下するファストラックスチームは、岩国に集まる観客へ素晴らしい体験を提供し、視線を釘付けにすることを楽しみにしています。

室屋義秀氏は、WAC世界曲技飛行選手権など世界的なエアロバティック競技大会で技術と経験を積み重ね、2009年にはレッドブル・エアレースの世界選手権にアジア人初のパイロットとして参戦。2017年にはアジア人初となる年間総合優勝を成し遂げました。現在は、エアロバティック競技の普及に尽力し、日本国内で航空ショーを実施するだけでなく、東アジアなど海外でも航空スポーツの人気を高める役割を果たしています。

25年以上にわたり広大な空を舞台に活躍してきた内海昌浩氏は、「ウィスキー・パパ」として日本各地の航空ショーに出演している人気のパイロット。数多くの国際エアロバティック競技会に参戦しており、岡山県の岡南飛行場を拠点にして活動しています。

初世界の短距離離陸・垂直着陸（ＳＴＯＶＬ）ステルス戦闘機であるＦ－３５Ｂが登場。昨年に続いて今年も参加して飛行を披露するほか、機体の会場展示も実施予定です。

岩国基地に拠点を置く第５空母航空団から、F/A-18スーパーホーネット戦闘攻撃機が航空ショーで飛行を披露。会場でも複数機体の展示を行います。

海兵空陸任務部隊は、他の隊には見られない独自の特性を持ちます。それは、司令部隊、陸上戦闘部隊、航空戦闘部隊、兵站戦闘部隊の4つの要素を組み合わせ、空と地上が一体となって作戦を展開する独特の組織です。航空ショーでは、米海兵隊が遠征展開先で行う活動や、多種多様な航空機による近接航空支援の方法、空から地上に兵力を投入する手法などを間近で見学することができます。

第５空母航空団は岩国基地を拠点としており、所属する様々な航空機を伴って航過飛行を披露します。

[過去開催時の航空ショーの様子↓]

航空機の展示

一般開放された基地内では、海上自衛隊・航空自衛隊・陸上自衛隊に、米海兵隊・米海軍・米空軍がさまざまな種類の軍用機や装備を展示。間近で見学したり記念撮影ができます。

山口県の航空自衛隊防府北基地から、航空学生によるファンシー・ドリルが披露されます。航空自衛隊の航空学生が一糸乱れぬ隊列を組み、教練で学んだライフルの操作などを取り入れた美しい集団演技を披露します。

子供向けコンテンツ

巨大な滑り台やボールプールに迷路など子供が楽しめるコンテンツを設置予定。家族で1日楽しめます。

グルメブース

大人気のターキーレッグをはじめ、ピザ、ステーキ、ハンバーガー、ホットドッグなどのアメリカンフードや、からあげ、たこ焼き、牛串などジャパニーズグルメなど多数出店予定。